弟 / 投稿者:和子
「ズキ」頭が痛い。 新年会で完全に飲みすぎてタクシーで家まで帰って来たのは覚えてました。 どうやって自分の部屋に戻ったのか、自分の家なのか部屋なのか…? とにかく頭が痛い。 何だか体が重い。寒くは無いけど何か変な感じ。
「ハァ、ハァ」誰?何? お腹に生暖かお温もりを感じた。 下半身には明らかに異物が進入している。 目を開いた。 見覚えのある顔が上下に動いている。 隆…?夢…?現実…? 「セックス!」 痛い頭の中で現実を確認するの為に私は目を大きく開いた。 「隆!?」声を出した。 「ハァ、ハァ」 返事は無い。 声が耳に響いている。
起きようとしたけど体が重さで動かない。 もう一度確認しようとした時、現実が襲い掛かりました。 「ハァ、ハァ…おねえちゃん…」 返事をしたのは二番目の弟の隆。
「繋がっている…」 私は大きな声で「止めて!」と言おうした瞬間、 頭の横にもう一つの顔が見え、その手が伸びて私の口を塞いできました。 睨みつける様に横を見ると一番下の健二が私の口を塞いでいました。
「夢…?」もう一度考えましたが現実です。 既に隆に体の中に入って来られ、健二に口を塞がれ弟二人に犯されいるのです。 目で辺りを追いました。 レゲエの音楽が流れる弟達の部屋で電気は付けられたまま私の裸体は明かりの下に晒け出されていたのです。
抵抗したくても147cmしかない私が180cmの隆を離す力はありません。 しかも横には健二。 頭が痛い。 目を下の方に向けると口を塞いでいる健二のもう片方の手は私の胸を揉んでいました。 必死の抵抗をするももがけばもがく程、隆の動きが力強く激しさを増します。
「嘘、夢なら早く覚めて」頭の中は他には考えられませんでした。 力が抜け、もがくのを止めました。 健二の手が私の口から離れ、代わりに隆が強引に舌を入れてきました。 噛む気にもなれず私は受け入れてしまいました。
隆は舌を絡めながらぎごちないピストン運動を続けてきました。 暫くして「お兄ちゃん…顔どかせよ…」健二の声が左の耳から入って来ました。 隆が顔を離すと目の前に健二がいきり立ったオチ○チンを私の口に近づけて来ました。
「止めて!」 大きな声で叫んだつもりです。 下にいる両親に届いてくれる様精一杯叫んだつもりです。 無駄でした。 声は届かず「クチャ、クチャ」と淫らな音で耳の中がいっぱいになりました。
健二の手が頬を潰す様に握って来て目の前にピンク色の先が私の唇に触れて来ました。 「おねえちゃん、舐めて!」 強引に腰を前に出す健二のそれを噛み切ってやろうかと考えました。 隆は隆で私の両足を持ってさらに激しくピストン運動を始めました。 舌が健二の先に触れ、少し棒の方が口の上に当った瞬間生温く苦い液体が口の中に溢れました。
AVを見て覚えたのか、さらに押し付ける様に喉に当ってきました。 自分の弟の精液を少し飲んでしまいました。 健二が私の口からチ○チンを抜いた瞬間咳込み、精液は私の胸の方に飛び散りました。
「早く終わって」それしか頭の中には無かった。 でも私の膣の中で隆のモノが微妙な変化をした瞬間 「ヤバイ…中に出される!」 私は渾身の力を絞って腰を引きました。 『ヌルッ!』抜けた?外れた?その瞬間お腹の上に生温い液体は飛び散り、隆が私をじっと見ていました。 「終わった…」そう思いました。
隆の口から「健二、チェンジ!」 弟達は自分達がしている事を解っているのでしょうか? AVと現実の違い、自分達の行為を。 「お願い、もう止めて」私は懇願し泣き崩れました。 少し動揺した様に見えましたが、すぐ様野獣の様になり、再び弟達の性の捌け口に。
「おねえちゃん…俺まだだもん。おにいちゃんだけじゃズルイじゃん?」 「…はぁ?」弟達に犯してるという感覚は無いようです。 間も空けず健二が覆い被さり手で自分のモノを持ち、「ズブ」と音を立て挿入して来ました。 お喋りの健二は「あったけぇ~」「チョー気持ち良い!」と無邪気にはしゃいでいました。 とうとう私は抵抗するのをあきらめ脱力状態になりました。
隆はじっと私の体を見ています。 健二がピストン運動を始め、膣が痛みを感じて来ました。 まるで抜け殻の様に揺れる私の体。 目が覚める前、どれ位の時間弟達に弄ばれたか判りません。 私の体はどうしてこんな事になっているか…可愛そうな私の体。 色々な事を考えていました。
「おねえちゃん、逝く!」健二の口から悪魔の様な言葉が飛び出しました。 舌に力を入れて嘗め回す様に絡めて来る健二。 『どこで覚えたの…?』質問したい位の行為でした。 舌を絡められたまま何度も「止めて」繰り返しました。 でもとうとうその時は来てしまいました。
『ブッ、ビュ~、ドクン、ドクン』声が出ません。 実の弟の精子が子宮の奥に出され、熱く放出された液はお腹の中を駆け巡りました。 声にならない、言葉が出ない。 焦点も合わない感じで無気力に天井を見ていたら、 やっと健二が離れ精子がお尻を垂れていくのが判りました。 優しさのつもりなのかティッシュを被せて来ました。 …違いました。 「健二、代われ」 隆の言葉が響き私は『もう少し頑張ろう』そんな気持ちになってしまいました。