幼馴染 / 投稿者:圭一

僕と幼馴染の久美は28歳。 交際したり別れたりの繰り返しでした。 でも何れは結婚すると思ってもいた。

昨年春に些細な事で喧嘩。3度目の同棲破綻。 それでも時々電話したりメールのやり取りはしてた。 いつものパターンです。

暑さが本格的な7月初めでした。 以前勤務してた会社の上司と偶然会った。 歳は52で離婚して大変そうだった。Mさんとします。 離婚の原因は上司の夜遊び。Mさんは大変な女好きです。

Mさんは僕と久美とのことを良く覚えていた。 何故ならMさんは久美が好みだったから。 気が強く細身で貧乳な久美は彼のドストライクだった。

僕が別れたと言うとMさんは交際したいと言い出した。 酒が入っていたし本気と思わず「いいっす。紹介します」と言った。

翌日早速Mさんから連絡が入った。 その本気度に僕は負けてしまった。 久美にメールすると意外にもOKの返事が。 暇つぶしになるし欲しいの買ってもらう魂胆見え見え。 セックス好きじゃない久美。 寝ないと確信していた鈍感な僕です。

居酒屋で3人で会った。Mさんはやはり本気だった。 華奢な久美だが大柄な彼をからかってまさかの良い感じ。 カラオケでも仲良く歌う姿に僕は激しく嫉妬した。 酔った久美は「不細工だけど意外と悪くないよ」と言う。 二人は番号とアドレスを教えあい別れた。

翌週の金曜日、久美からメールが。 Mさんと2日連続で飲んでいて土曜はドライブ… 僕は胸が痛くて苦痛。なんて事だ… 焦る気持ちと嫉妬で胃が痛くて薬を飲んだ。

土曜の夜11時頃、僕は我慢できず久美にメールした。 「ドライブどうだった」 だが返信は無く、僕は久美のアパートまで行った。 部屋は暗いまま。深夜の2時半を過ぎていた。

後半に続く

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